保育について

保育方針

保育目標



生命を尊重する

すべての物事には縁起が働いています。
縁起とは「因縁生起」を省略したもので、すべての物事は因縁によって
仮にそのようなものとして成り立っていることを表しています。
感じる・気付く力と人とかかわる力が作用しています。

正しきを見て絶えず進む

正しく見るということは人にとって非常に難しいことでありますが、
物事をありのままに見て考えて行動することを表しています。
感じる・気付く力、うごく力、考える力、やりぬく力が作用しています。

良き社会人をつくる

人は人を見て成長するものであり、
保育者の行動、言動は常に子ども達は見ています。
保育者自身が一人の人間として自分を大切にしながら
子どもに接することが子どもを大切にすることに繋がっていくことを表しています。
人とかかわる力が作用しています。

仏教的教育


当園では、「もののいのち」を大切にする心、
「おかげさま」「ありがとう」と感謝する心、
素直な優しい心をもった子どもを育てることを目標に
仏教的保育を行っております。








本堂へのお参り


朝夕、仏さまに向かって挨拶をし、
食事の際には、「食前・食後のことば」を言って食事をいただき、
本堂へのお参りや境内の清掃活動にも参加し仏縁を深めています。


「食前のことば(合掌)」
多くのいのちと、
みなさまのおかげにより、
このごちそうをめぐまれました。
深くご恩を喜び、
ありがたくいただきます。

「食後のことば(合掌)」
尊いおめぐみをおいしくいただき、
ますます御恩報謝につとめます。
おかげで、ごちそうさまでした。

大切にしていること

広島県教育委員会が推奨している「乳幼児期に育みたい5つの力」を指標に、1人1人の子どもたちの育ちを見取り、安心して遊び学べる保育環境を整えることに努めています。

「感じる・気付く力」

身のまわりの自然、人、出来事などに心が動き、興味を持って関わる中で、
その面白さ、不思議さ、心地よさ、辛さ、悲しさ、優しさなどを感じる力

「人とかかわる力」

表情や言葉などを通して、互いの思いや考えを伝え合ったり、
折り合いを付けたりしながら、多様性を受け入れ、様々な人とのよい関係を築く力


「うごく力」

自分のやりたいことへ向かって、心と身体を積極的に働かせて取り組み、
自分の身体を自由にコントロールして遊んだり、状況に応じて適切な行動をとったりする力

「やりぬく力」

困難や失敗があってもあきらめず、自分の気持ちを立て直し、
「やればできる」という気持ちをもって、粘り強く取り組み、やり遂げる力

「考える力」

やりたいことを実現するために、必要な物や情報などを集めたり、
実現するための方法を考えたりする力










当園では、一人ひとりの子どもの発達の特性に応じて、この5つの力を育んでいきます。