園長より「一筆箋」

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旧暦11月28日は親鸞聖人のご命日です。
新暦では1月16日になります。

浄土真宗では、親鸞聖人のご遺徳を讃え、この時期に「報恩講」を勤修させていただきます。

「報恩講」を通じて、命の在り方、また事物の様々なつながりを考えさせていただきましょう。
先だって、とあるご法事に参らせていただいた際、「数珠は何のために必要ですか」と質問されました。

「数珠」は元々数を数えるために持ち入れられた物で
「念珠」はお念仏申す時に使う道具です。

浄土真宗では、「数珠」とは言わないで「念珠」と言い、阿弥陀如来様に手を合わせることを大事にしています。
秋の彼岸の時季になりました。『暑さ寒さも彼岸まで』とはよく言ったものです。

彼岸を通じて命の在り方を感じつつ日常を歩まさせていただこうと思います。
今年もお盆の時期を終え、改めてご先祖様の存在無くして、この私の存在は無いと感じています。

命のつながりを感じながら、1日、1日を大切に歩まさせていただきます。
7月12日に、東広島市役所の方々が来られて保育園の指導監査が行われました。

現場では見えづらい箇所を指摘していただきましたので、改善してより良い保育園にしていこうと思います。

人は誰しも自分自身の都合の良い方へ考えてしまうということを改めて感じる日となりました。